
TRADEVIEWは、Tradeview Ltd社が運営している海外FX業者です。2004年に設立された運営歴の長い海外FX業者で、FX外以外の株式やCFDにも力を入れているニューヨークの証券会社です。世界8か国にオフィスがあり、2万以上の取引口座を保有しています。
金融ライセンスはケイマン諸島金融庁(CIMA)で取得しています。ケイマン諸島は日本での知名度はありませんが、1.5兆円もの大金が動く、金融センターであり、FATF(マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)でアメリカの次に基準をクリアしている金融に関する信頼性の高い国でもあるのです。
サービス面では「MT4、cTrader、Currenexの3つのプラットフォームが選択可能」「ECNのILC口座は0.0pips~のスプレッド」「最大35,000ドルの信託保全」などのメリットがあります。
ECNのILC口座の場合、片道の手数料も2.5ドルと格安の上で0.0pips~のスプレッドですから、十分な価格競争力があります。経営者がニューヨークのウォール街出身であるため、リクイディティプロバイダーとのコネクションも強力で、有利な価格提供を受けていることが理由として挙げられます。
米系最大手の銀行「ウェルズ・ファーゴ銀行」で分別管理をし、独立した外部監査機関「ファンド・アドミニストレーション Inc」によって管理され、最大35,000ドルまでの信託保全が外部監査機関を通して実現しています。
狭スプレッドで、かつ信託保全があり、ECN口座でトレードができるため、中級者以上のある程度の資金力と経験のある投資家におすすめできる海外FX業者です。
法人名 | Tradeview Ltd |
---|---|
設立年 | 2004年 |
営業拠点 | Grand Cayman, KY1-1108, 94 Solaris Avenue. Suite 1348 Camana Bay,Cayman Islands (イギリス領ケイマン諸島) |
ライセンス (金融監督機関) | KY:CIMA |
預託証拠金の取り扱い | 信託分別管理 35,000ドル相当までの顧客資金補償も完備 |
最大レバレッジ | 400:1 |
初回入金額 (最小入金額) | 10,000円 (JPY) 100ドル (USD) |
口座通貨建て | AUD(豪ドル), CAD(カナダドル), EUR( ユーロ), JPY(日本円), USD(米ドル) |
追証について | ゼロカット対応のため追証がない |
マージンコール | 100% |
ロスカット (ストップアウト) | 100% |
取引モデル | ECN, STP (全てNDD方式) |
所在国 | ケイマン諸島(イギリス領) |
サポートデスク | 日本語対応あり |
口座タイプ | ECN口座, STP口座, 仮想通貨取引口座 |
入金方法 | Bitcoin, Bitcoin Cash, BitPay, bitwallet, ecoPayz, Ethereum, Litecoin, OKPAY, STICPAY, Uphold, クレジット・カードデビット・カード, 仮想通貨, 銀行振込 (電信送金)など |
出金方法 | Bitcoin, bitwallet, ecoPayz, MasterCard, OKPAY, STICPAY, Uphold, VISAクレジット・カード, デビット・カード, 銀行送金 (電信送金)など |
取扱マーケット | 仮想通貨, 原油 (石油、オイル), 株価指数 (株式指数、Index、Indices), 米国株式証券・株式貴金属金取引 (金、Gold), FX, CFD |
取引プラットフォーム (取引ソフト) | MT4, MT5, cTrader, Currenex, 独自のプラットフォーム |
表示桁数 | 5桁 |
取引単位 | 100,000 通貨/1ロット |
最小取引単位 (最小取引ロット) | 0.01ロット |
ソーシャル・トレード (コピー・トレード) | MyfxbookによるAutoTrade Trading Signals (MQL5.community) |
CIMA(ケイマン諸島金融庁)は、およそ300の銀行・800の保険会社・10,000のファンドを監督しているイギリス領ケイマン諸島での最高金融監督機関です。ケイマン諸島は、英国法を基礎とした高度な法体制を有し、FAFT(金融活動作業部会) のランキングでアメリカに続いて第5位に位置しています。
X Leverage | MT4 ILC | MT5 | cTrader | |
---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4 | MT4 | MT5 | cTrader |
取引方式 | STP方式 | ECN方式 | ECN方式 | ECN方式 |
口座通貨 | JPY、USD、EUR、GBP、AUD、CAD、CHF、MXN、ZAR | |||
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) |
レバレッジ | 最大500倍 | 最大200倍 | 最大100倍 | 最大200~400倍 |
平均スプレッド | 2.0pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.2pips |
取引手数料 | 無し | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット |
追証 | 無し | 無し | 無し | 無し |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% | 100% |
信託保全 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 |
ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し |
最低入金額 | $100~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ |
FX通貨ペア | 62種類 | 62種類 | 62種類 | 41種類 |
貴金属 | 3種類 | 3種類 | 3種類 | 2種類 |
仮想通貨 | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 |
株式投資 | 米国株(NASDAQ, AMEX, NYSE)71種類。 Tradeview株式の別口座(MT5, Sterling Trader® PRO, RHINOトレーダー)が必要 株式CFDと異なり、配当金がもらえるが、スワップポイントはない。 |
・2004年創業の運営歴の長いニューヨークの証券会社
・金融センターとして世界的な規模を誇るケイマン諸島金融庁(CIMA)のライセンス保有
・MT4、cTrader、Currenexの3つのプラットフォームが選択可能
・ECNのILC口座は0.0pips~のスプレッド
・ECNのILC口座は手数料も片道2.5ドルと格安
・最大35,000ドルの信託保全
・日本人スタッフも4名在籍
・ボーナスなどのキャンペーンも行っていない
それではTradeViewはどんな方にオススメの業者といえるのでしょうか?
・リクオートのない取引をしたい。
・低スプレッドでの取引がしたい。
・資産をしっかり管理している業者が良い。
・追証請求の無い業者で取引がしたい。
・取引手数料の安い業者が良い。
という方にTradeViewはオススメの業者となります。
TradeViewを選ぶ方は信頼と実績を重視し、海外FXに詳しい人が多い傾向です。
TradeViewは低スプレッドとリクオートが発生しない、情報公開や35,000ドルまでの資金保全等、顧客を優先した経営方針の信頼度の高さから選ばれています。近年では日本人トレーダーに向けてサイト、サポートをリニューアルし多くの日本人トレーダーが流入しています。
TradeViewの大きな特徴はなんといってもスプレッドの狭さに有ります。ドル円は0.1~0.2pip、ユーロドル0.1~0.3pip、ユーロ円は0.4~0.6pipと海外FXTOPクラスの低スプレッドとなります。特にILC口座(ECN口座)はメジャー通貨の多くを0pipで提供するという破格のスプレッドの狭さを実現しています。また約定力も高く常に理想のトレード環境を提供します。
最狭のスプレッドを提供できる秘訣は常に50社以上の銀行からトレーダーに最高のスプレッドを提供しする事にあります。ただインターバンクへの直結だけでなく常に顧客への最高の環境と取引の透明性を提供する姿勢は海外FX業者でも随一となります。
通常海外FX業者のECN口座は取引毎に$6~$10の手数料が必要となります。スプレッドが狭いとは言え手数料をpipに換算すると0.6~1.0pipとなりせっかくの低スプレッドが生かせない場合があります。しかしTradeViewは取引手数料が$5と海外FX最安となっております。TradeViewの手数料は低スプレッドのメリットを存分活かすことができるのです。
TradeViewはトレーダーに不利になるリクオートを発生しないと宣言し、トレーダーには常に最高の取引環境の提供をミッションとしています。宣言通りTradeViewではリクオートの報告は見られずに、高い注文執行能力を発揮します。その秘密はロンドンの「LD4」に設置された「EQUINIX社」のシステムを採用していることに有ります。ロンドンにサーバーを設置することによりロンドン時間、ニューヨーク時間に対応した取引が可能となり、スリップページの無い高い約定力を発揮するのです。
TradeViewはNDD方式(ノーディーリングデスク方式)を採用しており、間にディーラーを置かずインターバンクと直接取引ができるので不利な約定が行われることがありません。DD方式の場合ディーラーの方針によって約定が変わる場合がありますがTradeViewはその心配が無いため、最狭スプレッドと高い約定力を発揮できるのです。
TradeViewはスタンダード口座のレバレッジは最大500倍、ECN口座は200倍となります。海外FX業者の中では高いレバレッジの提供を行っています。しかしTradeViewでのレバレッジ取引には注意が必要です。口座開設時はレバレッジは100倍に設定されており、レバレッジの変更はマイページより申請し変更が可能です。TradeViewのレバレッジは500倍ですが、ロスカット水準が証拠金維持率の100%なので他業者よりも注意が必要です。
TradeViewの注意点は証拠金維持率にあります。必要証拠金維持率は100%となり、非常にロスカット水準が高い業者です。通常の海外FX業者では証拠金維持率は20%でロスカットなので100%は非常に大きな数字となります。相場の変動次第では即ロスカットが発生してしまいますので、常に証拠金の計算を頭のなかに入れておく必要があります。
TradeViewは海外FXでの大きなメリットのゼロカット方式を採用しています。相場の急変動でロスカットが発生せずに口座の残高がマイナスになっても0にリセットされるので追証請求が発生しません。
TradeViewの顧客の資産はサンタンデール銀行(世界総資産ランキング17位と日本のメガバンクと同等以上)に分別保管されています。TradeViewが万が一倒産しても顧客の資産は保護されます。また倒産時も顧客1人つき35,000ドルの保証が発生します。またTradeView社は外部監査機関としてFundadministration社の会計管理を行っているので資産の透明性の高さは海外FX随一です。
TradeViewの取引口座は主に「MT4 X Leverage (スタンダード)」「MT4 Innovative Liquidity Connector (ECN)」「cTrader」「Currenex(バイキング)」の4つになります。TradeViewオススメの口座を解説させていただきます。こちらの口座は全てキャッシュバックに対応しています。
TradeViewの取引口座で特に注目されているのが独自のInnovative Liquidity Connectorを利用したECN口座になります。こちらのECN口座は海外FXでも最狭水準のスプレッドを提供し、かつ取引手数料が他社と比べ安いのが特徴です。通常取引手数料は$6~$10の手数料が必要となりますがTradeViewで必要となる手数料は往復$5と海外FXでも最安と言える金額に設定されています。ECN口座の低スプレッドの魅力を十分に引き出すことが可能となります。
TradeViewはcTraderを提供している業者になります。ctraderは操作性、カスタマイズ性能の高さから多くのトレーダーから注目されるプラットフォームになります。特に板情報の各通貨のスプレッド確認や、保有通貨の同時決済、逆に一部の通貨の決済や追加を簡単に行うことが可能です。MT4口座の様にEAは豊富ではありませんが裁量取引においては高い性能を誇ります。さらにTradeViewのcTrader口座はECN口座と同じく低スプレッドを提供しています。往復$5の手数料は必要となりますが業界でも屈指の低スプレッドての取引が可能となります。裁量トレーダー、スキャルピングトレーダーにはオススメです。cTraderの最大レバレッジは400倍になりますのでハイレバレッジでの取引にも対応しています。
TradeViewはCurrenex(バイキング)を提供する数少ない業者です。カリネックス社という業者が提供するこのツールはMT4とは違い裁量取引に特化したツールになります。EAには一切対応せずに裁量取引の操作性を追求したプラットフォームとして開発、利用されています。最大レバレッジは400倍で高いレバレッジ取引にも対応しています。ただし取引毎に往復$6の手数料が必要となります。
TradeViewの「MT4 X Leverage (スタンダード)」「MT4 Innovative Liquidity Connector (ECN)」「cTrader」「Currenex(バイキング)」各口座の最低スプレッドと平均スプレッドになります。「ECN口座」「cTrader」は片道$5手数料が、「Currenex(バイキング)」は往復$6の手数料が必要となります。
日本人向けにサービス展開を開始したTradeViewはWEBサイトを日本語化はもちろん、日本語サポートにも力を入れています。現在は常時日本人スタッフを配置し、24時間オンラインでサポートを受けることが可能です。メール、チャットでの問い合わせが可能です。
TradeViewの社員は全て金融業界長期経験者で構成されています。さらにUS社員の殆どは米国金融資格を所有する金融業界のスペシャリストです。TradeViewでは社員の経歴と連絡先の公開を行っており、これにより多くのトレーダーから厚い信頼を得ています。
今海外FX業者への入金で注目されているのがbitwallet(マイビットウォレット)。TradeViewはbitwalletに対応しており、出金時も824円の手数料で出金が可能となります。もちろんクレジットカード、銀行送金にも対応、Upholdを利用したBitcoinでの入金・出金も可能です。
銀行送金は通常2営業日、クレジットカード、bitwallet、マネーブッカーズでの入金と出金は即時反映となります。
クレジットカード、bitwallet、マネーブッカーズは入金、出金共に手数料はかかりませんが、銀行送金は出金時に35USD(3500円)必要となります。やはり送金時間や手数料を考えるとmybitwalletを利用するのが一番オススメです。
MT4スタンダード口座は最低入金額が100USDから可能ですがECN、cTrader口座は1000USDと約10万円の入金が必要となります。
以上の点がTradeViewの特徴となります。

